鳥さんの睡眠

今回は鳥類の睡眠のお話です。

 

睡眠はどんな動物でもするものです。しかし動物によって睡眠の取り方に特徴があります。

おうちの鳥さんが日中ウトウトしていて睡眠不足が心配、という相談を受けます。

実際のところどうなのでしょうか?

 

鳥類は浅眠動物に分類されるとされています。かなり短く浅い眠りを積みかせねて睡眠時間を稼いでいると言われています。

その最たる例がペンギンで4秒ずつ眠ることで抱卵期にも24時間立ったまま卵を温めているとされています。

このような特徴を持つ鳥さんは明るくても、多少うるさくても寝たい時に睡眠時間を稼ぐことができ寝不足は起こしにくいとされています。

 

野生のセキセイさんやオカメさん、コザクラさんなどの暑く乾燥地帯に住んでいる鳥さんたちは、明け方と夕方などの涼しい時間帯のみに活動しており日中は木陰でウトウトしている生活を送っています。

 

現代の人間との生活では日中は人がいないため、暇なので睡眠時間に充てている鳥さんが多くなっています。夜に人間が帰ってきてから遊べるように調整してくれているということです。

なので日中に見ると寝ている鳥さんが多いのはこれが習慣になっている可能性があります。

 

ただし、体調が悪い可能性もあるので体重など他のチェックもしていきましょう。

 

文責:曽我