鳥さんのご紹介〜オカメインコ〜
こんにちは
ハート動物クリニック 豊橋小松病院の曽我です。
寒い日が続いていますね。
前回に引き続き鳥種の紹介です。
第二回目はオカメインコさんです
1、オカメインコ
オカメインコさんはセキセイさんと同様に国内では多く飼育されている鳥さんです。
インコという名前ですが、実はオウムの仲間です。
頭に「冠羽」というアンテナがついており、それがオウム目の証明となっています。
(トサカじゃないよ)
オカメインコはセキセイインコさんと同じくオーストラリアの乾燥地帯の出身です。
野生ではオカメとセキセイの混合の群れを形成することがあり、日本の家庭でも仲良くすることができます!
オカメインコさんはどちらかというと臆病で人見知りをしますが、慣れてくれると温和でコミュニケーションをとりやすいパートナーになってくれます。活発なセキセイさんと比べるとほんわかしたタイプの印象です。
オカメさんの品種は
グレーに黄色いお顔のノーマル
白い体に黄色いお顔のルチノー
お顔の黄色やチークがなくなったホワイトフェイス
ノーマルとルチノーの混ざったパイド
などがあります。
品種による性格の差は少なくみんな「オカメという性格」です。
体は尻尾まで含めると30−40cmで体重は70〜105gほどが平均的な体格です。
ルチノー種は頭頂におハゲがあるのが正常です。
品種にもよりますが、翼の羽や尾羽を見ると男の子、女の子は区別がつきます。
そんなオカメインコさんですが、注意すべき病気としては
①肺炎などの呼吸器疾患
②腸炎
③オカメパニック
④肥満/肝疾患
⑤環境変化による体調不良
などが問題を起こしやすいものだとされています。
(もちろんその他の病気もあります)
(シナモン)
お迎えしたら少しお家に慣れるまで待ってからの健康診断がオススメです!(体調にもよりますが2週間〜1ヶ月程が目安です)
次回はコザクラインコ/ボタンインコさんの特集の予定です。
またご興味ありましたら覗いていただけると幸いです。