うさぎ・小動物の牧草の選び方|チモシー1番刈り・2番刈りの違い
牧草について
今回は様々な種類がある牧草について、何が違うのか、どう使いわけたら良いのか話をしたいと思います。
チモシーについて
まずはチモシーについて、1番よく目にする牧草ではないかと思います。
食物繊維が豊富なので腸の健康、歯の伸びすぎ防止、成長期にメインで使う牧草としておすすめです。
チモシー牧草に1番刈り、2番刈りって表記がありますよね?
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1番刈り
茎が太く硬く、穂がしっかりしているため成長期の健康な動物に適しています。 -
2番刈り
茎が細く葉が多いので柔らかく、食べやすいです。
シニア期の動物やいつもの牧草に飽きてしまった時に混ぜて使うと良いと思います。
注意してほしいポイント
ここで注意するポイントがあります。
2番刈り牧草は繊維質が1番刈りより少ないため、腸の動きが停滞しやすくなり、毛球症や歯が伸びてしまうリスクが高まります。
チモシー牧草を2番刈りだけで使用するのは避けて、1番刈りと併用してあげて下さいね。
変化をつけたいときの牧草
変化をつけるならボタニカルヘイもおすすめです。
チモシーをベースに数種類のハーブを加えてあります。
カモミール、レッド、クローバー、ラベンダー、レモンバームなど季節ごとにハーブの配合は変わりますが、牧草が苦手、食欲が落ちてきた子に与えてみてください。
嗅いでみるとハーブのよい香りがしますよ。
チモシー以外の牧草も試してみましょう
「家の子はチモシーが好きじゃないみたいで、あまり食べてくれない…」
なんて話を飼い主さんから聞きますが、チモシーだけじゃなくて他の牧草も混ぜて試してみて下さい。
まずは、
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オーチャードグラス
葉や茎が非常に柔らかく香りがよいのが特徴です。 -
オーツヘイ
茎が柔らかく、甘みがあり、香りが強いため好んで食べてくれる事が多いです。
ブレンド牧草について
あとは複数の牧草をブレンドして作られているものもあります。
オーガニックメドウヘイ
チモシー、オーチャードグラス、ブロームヘイ、レッドクローバー等をブレンドしている。
この牧草はUSDAオーガニック認証を受けた有機栽培の牧草で、いくつもの厳しい基準をクリアしたものしか、オーガニックと名乗る事ができないんです。
迷ったときはサンプルから
様々な牧草があって、どれにしたら良いか悩んだ時は参考にしてみて下さい。
牧草のサンプルは豊橋小松病院の待合室にも置いてあります。
買ったけど食べてくれなかったら…と思うと色々は買えないですよね。
サンプルを試してお家の子の好みの牧草を探ってみて下さい。
病院で購入もできるので希望の場合は受付にお声がけ下さい。
(取り寄せのため届くまで数日お時間がかかります)

待合室に牧草のサンプル置いていますのでお気軽にどうぞ!







